パーケットはまず模様を生みますが、調達では構図だけを見てはいけません。華閣原カタログの正方形組合せパーケットには、単一木材の表層も、異種木材の組合せ説明もあります。模様、木材、構造を別々に確認して初めて、選定計画が実際に何で構成されるかを理解できます。
パターンから、材料明細へと確認を進める
正方形モジュールの一部は北米産ブラックウォールナット、一部はヨーロピアンホワイトオーク、他記録には北米産ブラックウォールナットとカナダ産メープルの組合せがあります。同じ組合せパーケットでも全製品の表面材が同じとは限りません。明暗は樹種差だけでなく着色・撮影にも影響され、画像だけでは判断できません。
原製品名は対応資料の検索用で、他ブランドとの許諾・輸入関係を自動証明しません。模様選定後は表面木材、基材、総厚、表面材厚を個別確認し、他パーケットの値を横コピーしません。特に異形の欠落は正方形モジュール寸法・構造で埋めません。
サンプルは組合せ関係を示す
一つの色見本は素材を知る助けになりますが、パターン全体にはユニットの接合、方向、隣接モジュールの接続も関わります。サンプル承認では部分の材料と反復した組み合わせを併せて見て、濃淡、目地、枠との関係を検討します。複数の木材を使う場合は、全体写真だけを保存せず、各部分の材料を確認記録に明記します。
大きな空間では、家具配置、採光、模様の中心が視覚的な重心に影響します。それに合わせて割り付け方向を調整できますが、完成予想図の色差を実際の木材の許容差と同一視してはいけません。実物サンプル、平面の割り付け、実際の仕様は役割が異なります。三者を対応させることで、模様の確認と材料の確認がかみ合わない状態を避けられます。
供給と技術要件を、具体的な仕様に照らして確認する
パーケットの外観の組合せは、塗装、接合部、下地、施工システムの確認の代わりにはなりません。床暖房などの特別な要件がある場合は、実際の製品とシステム資料を確認し、あるシリーズが性能の方向性を紹介していても、全模様に適用できると判断しないようにします。材料変更時には、元のサンプルと既存書類を引き続き使えるかも再判断します。
華閣は原カタログで模様、樹種、構造を分けて示し、見た目と技術の関係を明確にします。最終見積もりには現在の供給仕様、割り付け範囲、関連部材の責任を示す必要があります。カタログ画像は材料・構図の参考であり、全組み合わせに現行在庫があることも、英国で完成済みの案件であることも意味しません。

