巾木は壁際にありながら、開口部、角、収納家具を連続して通り、全体の割付けに直接影響します。華閣原カタログの一般型、埋め込み型、極細型などを設計相談の方向に使えます。選ぶ前に壁と床の接続を見て、ラインを強調する、弱める、壁の仕上がり面に組み込むという希望を判断します。
ライン形式ごとに前提条件は異なる
一般型巾木は壁際に明確な境界を作り、埋め込み型と極細型は壁の厚さや見切りとの関係を併せて比較する必要があります。単に色を変えるだけで交換できる装飾部材ではなく、下地や納まりが異なる場合があります。設計図には仕上がり面、ライン位置、使用範囲を記し、壁と床の施工が同じ境界を基準に相談できるようにします。
原画像は形式を示すもので、直接発注可能な完全断面・寸法とは限りません。高さ、壁からの出、材質、色、固定、角の要望と現供給構成を確認します。「極細」からミリメートル値を推定せず、巾木なしの効果を仕様付き実体製品1点として記載しません。
ドア枠・収納・角と併せて見る
巾木がドア枠でどう終わるか、柱周りや収納に入る際に連続するかは、最終的な整い方に影響します。平面に範囲を示し、部分詳細で代表的な接続を表せます。住まいに複数の壁材料がある場合は納まり形式も個別確認が必要になり、一部のサンプルだけで全境界が同じ方法にできると決めてはいけません。
色を床、木製ドア、壁と関連付けても、近い色調は同構造の証明ではありません。実光で並べ、光沢・木目と許容差を記録します。ラインを弱めたい場合も材料と詳細で実現し、必要構造を省いたり画像の端を消すだけにしたりしません。
関連材料を同じリストにまとめる
床と巾木は同時に確認し、壁際、出入口、隣接材料の検討を一致させるとよいでしょう。リストに材料番号、サンプル、使用位置、代表的な納まりを記録し、長さやコーナーの数量は実図面で算定できます。伸縮余裕と見切りの覆い方は製品・施工案に沿って確認し、ぴったり見せるために自由に省略しないようにします。
華閣は原カタログの関連部材資料で案の比較を支援し、現在の寸法、供給、英国現場の施工接続条件は別途確認します。巾木を設計初期に含めるのは特定形式を必須とするためではなく、壁・床の境界に明確な根拠を持たせるためです。後で床やドア枠を変える際も、同じ記録から同時更新すべき納まりを判断できます。

