2製品の公称寸法が近くても、接合部を互換的に組み合わせられるとは限りません。華閣は寸法確認に加えて、端部形状、さねまたはロック式接合、対応システムも確認し、製品情報を実際の割付けと施工要件につなげることを勧めています。
測定対象を先に確認
板の長さ、幅、総厚、表面材の厚さはそれぞれ記録し、数値の単位と対象を明確にします。図中の数値に単位や測定位置が示されていない場合、画像の慣例から独断でミリと補ったり、一つの構造図の数値をすべての製品寸法に適用したりしてはいけません。必要に応じて、供給者に今回の完成品仕様の提示を求めてください。
資料寸法は実際の板形状と一緒に読みます。直角端部の長方形板と斜め端部は接合関係が異なり、交差木目に見えるだけでヘリンボーンとシェブロンを混用できません。異形は境界と組合せを確認し、正方形モジュールの寸法・接合説明を直接継承できません。
接合部と施工案を対応させる
さね、ロック式接合、その他の接合形状は、対応製品の資料や実物で確認します。施工方法は構造、下地、実際のシステムにも左右され、接合部の写真だけでは浮き床、全面接着、すべての固定方法への適性を証明できません。現場で推測するのではなく、届く予定の材料を施工参加者に把握してもらう必要があります。
敷居、隣接床材、階段の接続では仕上がり高さ、見切り位置、伸縮処理を共同検討します。総厚だけでは接着層、下敷き、下地調整を漏らし、接合部だけでは組合せ全高を見落とす場合があります。技術図と材料確認書を関連付け、全参加者が同じ版を使えるようにします。
変更時には接合関係を再確認する
板幅、厚さ、端部、接合部が変わると、割り付けや関連材料の調整が必要な場合があります。新旧の差を記録し、供給・設計・施工側が影響を確認します。見積書の名称だけを変えるのでは不十分です。追加調達や部分交換では特に接合部の確認が必要で、同じ製品名だけで完全な互換性を想定できません。
華閣原カタログの寸法・構造図は素材理解を助け、現在の供給・施工は具体的な確認資料を基準とします。寸法対象、単位、接合部、関連要件を明記すれば、見た目の選択を実施できる案へ変えられます。明確な出典のない図中数値や接合性能を、サイトが確定仕様として補うことはしません。

